鳩山ニュータウンのレトロ空間で広がる新しい暮らし方

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鳩山ニュータウンのレトロ空間で広がる新しい暮らし方 暮らし
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埼玉の西エリアをウロウロしているフリーライターのあたしが見つけた鳩山ニュータウン。駅がない鳩山町って聞くと不便そうに思えるけど、実は昭和から平成にかけての街づくりがそのまま残っていて、レトロ好きにはたまらない雰囲気があるんだ。空き家問題も逆手に取ればDIYの楽園かも。

鳩山ニュータウンのレトロ空間で広がる新しい暮らし方

鳩山ニュータウン

車が必須のイメージがある鳩山ニュータウンだけど、近くの高坂駅周辺は商業施設が充実しているからそこまで困らないって噂。しかも山間部にあるから自然が豊かで、夜は星を眺めるのに最高らしい。高齢化と人口減少に悩む一方で、新しい住民の力で街が変わる可能性も感じるよ。

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住んでわかる鳩山ニュータウンの可能性

住んでわかる鳩山ニュータウンの可能性

  • 車社会でも暮らしやすいか検証してみた
  • 昭和から平成への変遷がまるわかりの街並み
  • 高齢化と空き家問題を逆手に取るアイデア

車社会でも暮らしやすいか検証してみた

やっほー、東京(多摩)で生まれて埼玉で育ったフリーライターのあたしだよ。都内の大学を出てIT系の会社に就職したけど、なんか違うなって思ってフリーになっちゃった。今は埼玉西エリアを中心におもしろスポットやローカルニュースを探して歩き回ってるんだけど、この鳩山ニュータウンという場所を知ったときは正直、「駅がない町って大丈夫なの?」って思ったの。でも実際に見てみると、1971年頃から岩殿丘陵を切り開いて、1974年から1997年までの長期にわたって分譲された歴史あるニュータウンだったんだ。行政上は「楓ヶ丘」「鳩ヶ丘」「松ヶ丘」に分かれていて、合計で人口6651人、世帯数3263(2023年8月時点)ってなかなかの規模。開発時期が3つの時代にわたるから、エリアごとに昭和っぽかったり平成っぽかったりして、歩くだけでタイムスリップした気分になるのが面白いんだよ。とはいえ駅が近くにないから移動は基本的に車かバス。車なしで東京に通おうとすると正直きついと思う。でも、このあたりは最寄り駅の高坂駅周辺が2019年度に地価公示で前年比6.0%も上昇していて、埼玉県内で2位の上げ幅を記録したほどだから、それだけ需要があるエリアにもなっているんだよね。若い人には敬遠されがちなイメージだけど、車を使った生活スタイルを割り切れるなら、敷地が広い家を手に入れられたり、山間部の自然を満喫できたりと魅力はけっこうある。バスの本数は少ないかもしれないけど、移動の自由度が上がる車さえあれば、周囲の東松山や坂戸、鶴ヶ島への買い物もそんなに苦にならない。車移動前提で考えるとむしろ静かでゴチャゴチャしていないこの鳩山ニュータウンは快適なんじゃないかって気がするんだ。実際、古い物件でも駐車スペースが無いところはDIYで改造するケースもあるらしいし、そんな自由度の高さも魅力だと思うよ。高齢化率が高いという課題はあるけど、逆に言うと若い世代が移住してきたら一気に目立てるし、地域との交流も生まれやすいんじゃないかな。あたしは駅にこだわりすぎない人なら、この街は意外と面白い選択肢になると思うし、なんだかんだ言っても東京近郊には変わりないから、都心に出ようと思えば高坂駅からのルートでどうにでもなる。結論として、車社会が嫌いじゃないなら鳩山ニュータウンは案外イケるんじゃないかと思ったわけよ。

昭和から平成への変遷がまるわかりの街並み

鳩山ニュータウンの大きな魅力は、昭和の雰囲気が色濃く残る南東側エリアと、1980年代に分譲された西側のエリア、そして1990年頃に高級住宅として販売された松韻坂エリアの3つに分かれていることだと思う。同じニュータウンなのに、時代によって道路の広さや家のつくりが全然違うんだよね。初期のほうは車がそこまで普及していなかったせいか、駐車スペースがない住宅が結構あって、そこが今は売れ残り物件になりやすいって話も聞くんだけど、レトロ好きにはむしろそこがツボかもしれない。昭和の家屋って、玄関まわりとか庭の造りとか、今とは違う独特の味わいがあるんだよ。あと街路灯なんかもレトロだったりして、ぶらぶら歩くだけでも発見がいっぱい。80年代に入ると車を持つ人が増えてきたから、西側エリアには多少余裕のある駐車スペース付きの家が増えてるっぽい。そこで昭和と平成が交差してる空気感がまた面白いんだ。最終期の松韻坂なんかは道路幅も広く取られていて、高級住宅街らしい落ち着きを感じられるよ。同じ街の中で時代ごとにコンセプトが違うから、地域全体が一律に作られたニュータウンよりも見どころがたくさんあるんだよね。山間部を切り開いてる場所ではアップダウンがあって、歩くには体力がいるかもしれないけど、その分景色が良かったり自然が多かったりするから、住み慣れたらむしろ癒やされそう。昭和から平成の時代変化を実際に体感できるって、なかなか貴重な体験じゃない? あたしとしては、坂道の先に突然平坦な区画が広がっていたり、レトロな外観の家がこっそり残っていたりするのに心惹かれたんだよ。こういう雑多さやギャップを楽しめる人には、鳩山ニュータウンはぴったりだと思うし、高齢化で空き家が増えつつある今だからこそ、自分好みに改装して住んでみるのもアリじゃん。周辺で駅近の新しい団地にニーズが移っちゃってるって話もあるけど、昭和の遺構が好きな人やDIYで家をいじりたい人には意外と狙い目だと思うんだよ。

鳩山ニュータウン やばいって聞いたけど…行ってみたら想像の5倍すごかった件
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高齢化と空き家問題を逆手に取るアイデア

鳩山ニュータウンは、分譲開始からすでに45年以上が経過していることもあって、2015年時点で65歳以上の高齢者が住民の44%を占めているらしいよ。2000年の時点では9979人もいた人口が、2040年には約5100人にまで減少すると予測されてるんだ。そうなると、もちろん空き家も増えるわけで、特に初期に開発されたエリアでは駐車場がない家とか、古い設備のままの家がずっと不動産サイトに載りっぱなしって状況もあるみたい。でも、これは逆に考えれば、新しい住民を呼び込むチャンスでもあるし、DIYやリノベ好きの人が思いっきり腕を振るえる場所がゴロゴロしてるとも言えるんじゃないかな。駅が近くなくても、車さえあれば十分暮らせる環境だし、山間部の自然が好きならむしろ静かで最高だと思うんだよ。最寄り駅の高坂駅のまわりは、大型ショッピングモールが進出して地価が上がってるほど需要があるんだから、何かきっかけさえあれば鳩山ニュータウンに人が戻ってくる可能性もあるでしょ。鳩山町自体も国土交通省の都市再構築戦略事業を活用して2015年度から都市再生整備計画に取り組んでいるから、町としても放置しっぱなしじゃなくてどうにかしたいって思ってるわけ。大手の不動産業者がまとめて参入してないから流通が停滞してるって面もあるけど、そこは地元のコミュニティや若い世代が新しいアイデアで盛り上げれば化けそうじゃない? たとえば空き家をカフェにリノベしたり、シェアハウスを作って地域交流の拠点にしたり、インスタ映えするスポットを作るのも面白そう。高齢の住民が多い分、若い人が入るとすごく目立って重宝されるし、自治会行事とかで一気に顔が広がるから、それを良いことに新しいことをどんどん試せるかもしれない。なんだかんだ言っても東京への通勤が厳しいってハードルはあるかもだけど、リモートワークとか在宅ビジネスなら全然問題ないじゃん。家族で静かな環境を求める人や、自然の近くで子育てしたい人にはぴったりだと思うし、空き家問題を逆手に取った若いパワーが流れ込んだら、鳩山ニュータウンは今後ぐいっと化ける可能性があるんじゃないかって期待しちゃうよ。

鳩山ニュータウンの暮らしを深堀りする

鳩山ニュータウンの暮らしを深堀りする

  • 徒歩圏じゃないけど、そこまで不便じゃないワケ
  • レトロ好きが注目する昭和感満載の住宅街
  • 地域コミュニティとどう付き合うか

徒歩圏じゃないけど、そこまで不便じゃないワケ

はいはい、みんな「駅がない鳩山町とか無理ゲーじゃん」って思うかもしれないけど、あたしが実際に話を聞いた住人の多くは「車があれば結構なんとかなる」って言うのよ。最寄り駅の高坂駅からバスがあるにせよ、本数が少ないとか、山間部までは行きづらいとかいろいろあるんだけど、それを承知で車メインの生活を送るならむしろ快適なんじゃないかって。周辺には坂戸や東松山があってショッピング施設はそっちに行けばいいし、大型モールのあるエリアに出るのも車だとそんなに苦にならない。会社員でも週何回かリモートワークがOKな職場なら、毎日通勤しなくていいから意外とちょうどいい距離感かもしれないよ。バス便が少なくても時刻をちゃんと確認して使えば大丈夫って声もあるし、休日は静かな住宅街でのんびり散歩するとか、庭でバーベキューや家庭菜園を楽しむとか、都会にはない贅沢ができるってわけ。駅から遠いことで土地も広めに取られてる家が多いみたいだから、ごちゃごちゃした狭小住宅が苦手な人は逆にストレスフリーかも。確かに山間部はアップダウンが大きいから、歩き回るのには体力がいるけど、健康面ではプラスだし、自然の風や緑が感じられて癒やされるよ。もし車社会に抵抗がないなら、鳩山ニュータウンの生活は想像よりずっと楽しいと思うんだよね。

レトロ好きが注目する昭和感満載の住宅街

昭和の香りを残すニュータウンなんて、そうそうないと思わない? 1970年代から分譲されてる南東側エリアは、駐車場がない物件も多くて、しかも家自体が当時のままの外観ってこともあるから、もうレトロ好きにとっては宝の山って感じ。古い家ってリフォーム大変そうって声もあるけど、実際に改造して住んでいる人の話を聞くと、庭が広いからカーポートを自分で作れたとか、昔ながらの間取りをオシャレにリノベして友達が集まる家に変えたとか、いろんな成功例があるんだよ。隣の家と適度に距離があるから騒音問題もそこまで激しくないし、集合住宅じゃないからペットを自由に飼いやすいケースもある。周辺で駅までのアクセスがいい新しい団地やニュータウンがどんどん造成されて需要がそっちに向かっちゃってるって話もあるけど、その分、昭和物件が静かに放置されてるのを発掘できるってメリットもあるじゃん。あたしは昭和レトロの温かみが好きだから、瓦屋根や昔風の木製窓が残ってる家なんて見たら「ここ住んでみたい」って思っちゃうんだよ。実際、空き家になっている家が多いってことは、安く買える可能性も高いわけで、リノベ好きにはたまらない条件だと思う。しかも鳩山町自体は高坂駅あたりで地価が上がってるから、将来的に評価されてくる予感もあるかも。人口が減っていくとはいえ世代交代のタイミングがあるし、ここに目をつける若い人が増えたら、一気に昭和レトロブームが巻き起こる可能性あるんじゃないかな。

地域コミュニティとどう付き合うか

駅から遠い山間部に広がる鳩山ニュータウンって聞くと、コミュニティが閉鎖的じゃないかって心配になる人もいるかもしれない。でも実際は、高齢化が進んでる分、若い人が来ると歓迎してくれるムードが強いって話をちらほら耳にするんだよ。住民同士の距離感はけっこうあるけど、それでも長く住んでいる人が多いから、自治会イベントや地域の見守り活動なんかでゆるくつながっている感じ。そこに若い世代や子育て世帯が入ると、一気にフレッシュ感が出て盛り上がるらしいよ。ある意味、人間関係が濃すぎず、でも助け合いはちゃんとあるっていう理想的なバランスなんじゃないかな。都会で近所づきあいがゼロだとちょっと不安だけど、田舎すぎると逆に濃密すぎるところもあるじゃん。その点、鳩山ニュータウンは昔からの団地コミュニティだけど、若い人がそこまで多くないからこそ新参者にとっては面白いポジションを築けるかもしれない。SNSとかオンラインでつながる時代だからこそ、実際に顔を合わせる地域のつながりって新鮮だよね。そもそも町としては高齢化と空き家問題を何とかしたいはずだから、新しいアイデアや事業を考える人に協力してくれる可能性もあるし、国土交通省の都市再構築戦略事業があるってことは行政のバックアップも期待できる。だからこそ、コミュニティに入り込んで何か面白いことをしたい人には、この街がちょうどいいフィールドになるんじゃないかな。首都圏なのに駅がないことで程よく独自の文化が育っているのも面白いし、イベントを仕掛けたらすぐ話題になりそうな感じがするよ。


鳩山ニュータウンを歩いてみよう

鳩山ニュータウンを歩いてみよう

  • 坂道の先に広がる景色の魅力
  • 空き家リノベで夢を叶える
  • 今後の再生と行政の取り組み

坂道の先に広がる景色の魅力

やっほー、まだまだ鳩山ニュータウンについて語り足りないフリーライターのあたしだよ。ここの南部エリアって山間部を造成したからアップダウンが激しいって言われてるけど、その坂を登った先にある見晴らしのいい区画なんかは、なんだかんだ言っても開放感があって気持ちいいの。車がないと移動は大変だけど、逆に自然が多くて空気もおいしいし、夜は星がきれいに見えるんじゃないかなって期待しちゃう。実際、山のほうで生活してる住民さんに話を聞くと、「坂は最初慣れないけど、健康にはいいし静かでいいよ」って言ってた。坂があるからこそ街並みにちょっとした変化があるし、昭和の頃に分譲されたゾーンを抜けるといきなり広い道路の松韻坂地区に出たりして、歩いてるだけで冒険してる気分になるから面白いよ。観光地ではないから地元の人以外はあんまり来ないんだけど、ひょっとして散歩コースとして実は穴場なんじゃないかと思う。都内の密集した街に飽きた人にとっては、こういうゆるやかな坂道とレトロ住宅のコントラストが癒やしにつながるかもね。しかも周辺の東松山や坂戸と比べても、開発が進みすぎていない分、素朴な風景が残っている感じがあって、きっと写真映えもすると思うんだ。坂を登るのは体力がいるけど、心に余裕が生まれるのは間違いないってあたしは確信してる。

空き家リノベで夢を叶える

高齢化が進んで空き家が増えているなんて聞くとちょっと寂しいイメージがあるかもしれないけど、実は空き家だらけの地域こそ新しい可能性の宝庫だと思うんだよ。鳩山ニュータウンでも、初期に開発されたエリアを中心に駐車場がない家とか、築年数がかなり経ってる家が売れ残ってる現状があるっていうけど、それを逆手に取ればDIY好きにはたまらない材料じゃん。古い家を改造して自分好みの空間を作ったり、カフェやゲストハウスに仕立てたりする事例は他の場所でもあるけど、ここほど昭和から平成へ時代をまたいでいる街はなかなかないよ。それに自然が多いから庭で家庭菜園をやったり、ペットと一緒に広々暮らしたりという夢も実現しやすいと思う。車移動が基本だからこそ人の出入りもわりと自由だし、自治会の行事なんかに顔を出せば地元の人とのつながりが作りやすいのもプラスだね。実際、国土交通省の都市再構築戦略事業を活用して町の再生を進めているってことは、行政側も空き家の活用とか若い世代の移住に積極的なはず。もし思いきってここに拠点を構えたら、近所の人から「若いのに珍しいねえ」とか言われつつも歓迎されるんじゃないかな。大手の不動産業者が参入してないから流通が停滞してるって話もあるけど、それなら逆に個人や小規模の事業者がイノベーションを起こせる余地があるってこと。DIYスキルがあるなら、昭和の古民家をオシャレなスペースに変えて、SNSで発信したら一躍話題になるかもしれない。こういう流れが増えたら、鳩山ニュータウンがレトロ×モダンの新感覚スポットとして脚光を浴びる日も近い気がして、あたしはすっごい楽しみにしてる。

今後の再生と行政の取り組み

鳩山ニュータウンがこのまま人口減少していくだけってわけにはいかないだろうし、鳩山町も手をこまねいてるわけじゃなくて、2015年度から都市再生整備計画に乗り出してるんだよ。国土交通省の都市再構築戦略事業を活用してるってことは、道路や公共施設の整備だけじゃなくて、空き家をどう活用するかとか、高齢者をどう支えていくかなんて課題にも取り組もうとしてるはず。大手事業者がいないせいで物件の流通が遅いという問題はあるけど、だからこそ地元の人と新しい住民がタッグを組んで盛り上げる余白があると思うの。若者にとっては面白いフィールドになるんじゃないかな。そもそも最寄り駅の高坂駅周辺が盛り上がってるから、そっちにつられてこのニュータウンにも注目が向かう可能性はあるし、車移動前提なら首都圏の他のエリアとそんなに大差ない気もする。将来的にはリモートワークがさらに普及すれば、別に駅の近くじゃなくても働けるわけだし、自然やレトロ感を楽しみながらマイペースに暮らしたい人にはかなり魅力的な選択肢になるんじゃないかな。行政が本腰を入れて活性化策を進めれば、マルシェやイベントを開いたり、観光要素を加えたりして、外から人を呼び込む仕掛けもできると思うんだ。この街が古いだけじゃなくて新しい文化を発信する拠点に変わる未来、けっこうあり得るんじゃないかと期待を膨らませてるあたしなのさ。

埼玉県鳩山町とは?完全ガイド

埼玉県鳩山町とは?完全ガイド

  • 概要
  • 歴史
  • アクセス

概要

埼玉県鳩山町は、駅がない町としてちょっと有名で、最寄り駅は東武東上線の高坂駅や坂戸駅になっているんだ。東京(多摩)生まれ、埼玉育ちのあたしからすると、都心からそこまで離れていないのに、なんだか独特の静けさがある場所って印象。町の中に広がる鳩山ニュータウンは、1971年頃から岩殿丘陵を切り開いて計画的に作られた大規模住宅地で、行政上は「楓ヶ丘」「鳩ヶ丘」「松ヶ丘」という3つの地名に分かれている。山間部を造成した南部以外は、わりと平坦な地形もあるから、エリアによって雰囲気がガラッと違うのが特徴だよ。人口は2023年8月時点で6651人、世帯数は3263世帯だけど、分譲開始から45年以上経っていて高齢化率がかなり高いのが現状。東京のベッドタウンとして期待されていた頃は、たくさんの家族が引っ越してきたらしいけど、いまは子どもが独立して出て行くとそのまま空き家になったり、そもそも最寄り駅から遠いという理由で敬遠されることも多いみたい。ただ、最寄り駅の高坂駅周辺は大型ショッピングモールが進出して地価が上がっているし、完全に需要がゼロってわけではないんだよね。鳩山町自体も国土交通省の都市再構築戦略事業を使って都市再生整備計画に取り組んでいて、不動産の流通が停滞している問題や山間部のアクセス問題をなんとかしようとしてる感じ。駅がないと不便に思われがちだけど、車があれば隣の坂戸市や東松山市、さらに鶴ヶ島市へもそう遠くはないから、暮らし方によっては意外と困らないんじゃないかってあたしは思うんだ。ちなみに鳩山町は大学があったり、自然が豊かで農業が続いているエリアもあるから、ただのニュータウンじゃなくて田舎要素も強め。それが合うか合わないかは人それぞれだけど、落ち着いた環境で暮らしたい人にはぴったりなんじゃないかな。

埼玉県鳩山町で発見する自然と暮らしの絶妙ハーモニー
鳩山町は自然と文化が絶妙に交差する埼玉の注目エリア。豊かな森、新鮮農産物、歴史ある祭りが魅力。移住者にも人気ののんびりライフや、伝統工芸と新しい創作が混ざり合う奥深さを体感できる。週末のプチトリップにもピッタリ。自然と人の温もりに包まれる町

歴史

鳩山町は、昭和の高度経済成長期までは特筆すべき大きな産業があるわけでもない、のどかな農村だったらしいよ。ところが、東京から比較的近い丘陵地を一気に開発して、東京のベッドタウンを作ろうという構想が持ち上がり、1971年頃から日本新都市開発が主導して岩殿丘陵を大規模に切り開いたんだ。それが鳩山ニュータウンの始まりで、1974年から1997年まで段階的に分譲された結果、当時は家を持ちたいファミリー層が殺到して、いっときは人口が1万人近くまで行ったという話。昭和の前半には想定されてなかったような大規模宅地化が一気に進んだから、町全体の人口構成も一変したみたい。でも平成に入ると、日本全体が少子高齢化に向かっていく流れもあり、さらに駅から遠いという不便さが浮き彫りになって若者があまり定着せず、徐々に人口減少と高齢化が進行するようになった。そうなると、家族の子どもが独立したあと空き家になる例が増えて、不動産サイトに長年出したままの物件が目立ち始めることに。しかも山間部は路線バスの便が少なく、自家用車がないと移動が厳しいから、駅近ニーズに負けてしまうわけだ。ただ、2015年度から鳩山町は都市再生整備計画を進めていて、空き家活用や道路インフラの整備などで住みやすい街づくりを目指している。いまがある意味で転換期とも言えて、これが成功すれば新たな住民が増えてくるだろうし、うまくいかなければさらに過疎化が進むかもしれない。だけど、まだ見捨てられた場所ではなくて、最寄り駅の高坂駅周辺が活気づいてる以上、再び注目されるポテンシャルは十分あると思うんだ。こういう複雑な歴史を知ると、鳩山町や鳩山ニュータウンがただの住宅地じゃないってわかるでしょ。

アクセス(日本全国各地主要都市より)

鳩山町には鉄道駅がないから、東京駅や池袋駅から東武東上線に乗って高坂駅に着いたあと、バスや車で移動するのが基本になるよ。関越自動車道を使えば車でのアクセスもそれなりに楽だから、車移動を前提とするなら首都圏内では割と行きやすいと思う。とはいえ北海道や九州から来るなら、まずは羽田空港に降りて東京駅に出るとか、そんなルートになるから、一見遠く感じるかもしれないね。でも実際は日本全国の大きな都市から東京駅までは新幹線や航空機でスイスイ行けるし、池袋駅から高坂駅までは東武東上線で30〜40分くらいだから、思ったほど大変じゃないって感じ。バスの便が少ないから時刻表はしっかり確認しないといけないし、遅い時間帯は車がないと厳しいかもしれないから、そこは要注意。駅から徒歩で行ける距離じゃないエリアが多いし、山間部だとアップダウンがあるから体力に自信がないときついかも。もし観光気分で行くなら、日中のバスの時間をしっかり調べておけば楽しめるはずだよ。関東近辺から日帰りで行く場合でも、早めに出発すれば鳩山ニュータウンの街並みを散歩できるくらいの時間は十分確保できると思う。関西や東北方面からは新幹線で東京駅に出るのがお約束のルートだし、車派の人は関越道を利用して東松山インターか坂戸西スマートインターで降りればオッケー。いずれにしても駅から遠いっていうマイナス面と引き換えに、静かで自然豊かな環境を享受できるのがここの魅力だから、その点を理解してアクセスプランを組めばいいんじゃないかな。

①航空機でのアクセス

  • 北海道(新千歳空港):新千歳空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 東北(仙台空港):仙台空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 →高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 北陸(小松空港):小松空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 中部(中部国際空港):中部国際空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 近畿(関西国際空港):関西国際空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 中国(広島空港):広島空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 四国(松山空港):松山空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 九州(福岡空港):福岡空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 沖縄(那覇空港):那覇空港 → 羽田空港 → 東京駅(JR)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン

②新幹線でのアクセス

  • 北海道(新函館北斗駅):新函館北斗駅 → 東京駅(東北・北海道新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 東北(仙台駅):仙台駅 → 東京駅(東北新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 北陸(富山駅・金沢駅):富山駅・金沢駅 → 東京駅(北陸新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 中部(名古屋駅):名古屋駅 → 東京駅(東海道新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 近畿(新大阪駅):新大阪駅 → 東京駅(東海道新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 中国(広島駅):広島駅 → 東京駅(東海道・山陽新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン
  • 九州(博多駅):博多駅 → 東京駅(東海道・山陽新幹線)→ 東武東上線 → 高坂駅 → 路線バス → 鳩山ニュータウン

③バスでのアクセス

  • 東武東上線 高坂駅 → 路線バス(埼玉県鳩山町方面) → 鳩山ニュータウン


まとめ

鳩山ニュータウンは、駅がない鳩山町に広がる大規模住宅地で、昭和から平成にかけて開発された歴史を持つ。高齢化や空き家問題が目立つ一方で、DIYリノベや車社会に慣れている人にとっては、大きな可能性を秘めていると思う。周辺には坂戸や東松山の便利な施設があるし、最寄りの高坂駅周辺は地価が上昇しているから、今後の町づくり次第では、新しいライフスタイルを求める若い世代が集まるかもしれない。自然を活かしたゆったりした暮らしや、昭和レトロを楽しむなら、この鳩山ニュータウンは意外と魅力いっぱいだよ。まだまだ知られていない裏事情もあるから、下の画像リンクを踏んでみれば、もっと面白い発見があるかも。

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