鳩山町役場東出張所の概要
所在地・アクセス
鳩山町東出張所は鳩山ニュータウンセンター内、松ヶ丘一丁目のタウンセンター建物1階にあります。住所は
埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘一丁目2番4号
です。東武東上線高坂駅西口から鳩山ニュータウン行きの町民バスで「ニュータウン中央」停留所下車徒歩約2分。敷地内には町営駐車場(普通車約50台分)と屋根付き自転車置き場があり、マイカー、自転車、徒歩のいずれでも利用しやすい立地です。近隣にはふれあいセンター、多目的ホール、町立図書館、保育所が集積し、子育て世代や高齢者の来訪が多い地域です。
開庁時間・休館日
平日(月曜日~金曜日)は午前8時30分~午後5時15分まで窓口対応。土曜・日曜・祝日および年末年始(12月29日~1月3日)は休館です。年に数回、棚卸しやシステム更新のため終日休業や窓口業務の短縮が行われることがあり、最新情報は鳩山町公式ウェブサイトで案内されます。また、警報発令時や積雪・台風などの荒天時には安全確保のため臨時休業となる場合があります。
連絡先・接遇体制
電話番号:049-296-5370
FAX:049-296-1946
郵便番号:350-0313
窓口は車椅子対応カウンターと高さ調整可能テーブルを備え、入口はスロープ付き自動ドアです。手話通訳や要約筆記が必要な場合は事前連絡で手配。英語・中国語・ベトナム語の簡易ガイドブックや多言語案内掲示も設置し、多文化背景の住民にも配慮しています。職員は常時2名体制で、来庁者が多い時期には本庁総務課から応援スタッフが派遣されます。
主な業務内容
証明書交付
- 戸籍謄抄本・戸籍附票の写し
- 住民票の写し・住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書・個人町民税関係証明書
- 印鑑登録申請・廃止手続き
各種収納業務
- 固定資産税・軽自動車税等の町税
- 国民健康保険税・後期高齢者医療保険料
- 水道料金・下水道使用料
- 国民年金保険料の納付相談・案内
相談・受付サービス
- 高齢者・障がい者福祉相談(予約制)
- 子ども・子育て支援支給認定申請
- マイナンバーカード交付申請(一部代行)
- ふれあいセンター等公共施設利用申込
- 犬・猫の飼い主登録・狂犬病予防注射案内
利用手続きの流れ
来庁前に公式ウェブサイトで必要書類・手数料を確認し、窓口内の整理券発行機で番号札を取得。待合スペースには自動表示モニターと椅子があり、順番が近づくと音声アナウンスとモニター表示で案内されます。証明書交付には本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)が必要です。収納業務は窓口備え付けの納付書・封筒をご利用ください。福祉相談は事前予約制のため、電話で日時調整のうえご来庁ください。
オンライン・電子申請サービス
住民票・印鑑証明のオンライン交付サービスを導入し、マイナポータル経由で申請後にスマートフォンやパソコンで受け取れます。初回利用時は東出張所でマイナンバーカード認証が必要です。eLTAXを利用した税の電子申告やオンライン納付の案内も実施し、来庁回数削減を図っています。
施策・取り組み
窓口のキャッシュレス収納対応として、クレジットカード・デビットカード・電子マネーでの納付を順次拡大。ICT化推進の一環で窓口ロボットが整理券発行と窓口案内を行い、混雑時の待ち時間短縮に貢献しています。また、広報誌「鳩山町だより」の配布拠点としても機能し、地域イベントや意見募集コーナーを常設。町民参画協議会のほか、地元商店街と連携した「タウンセンター感謝祭」を年1回開催しています。
地域での役割と利用状況
ニュータウン地区約6,650人の住民を中心に、年間2万件以上の窓口手続きを処理。特に月末・年度末は住民票交付や税納付で混雑し、1日平均約120件の対面応対があります。地域包括支援センター、民生委員、ボランティア団体と連携し、高齢者見守りや独居世帯支援を実施。年2回の防災訓練や地域清掃ボランティア活動にも積極的に参加し、コミュニティづくりに貢献しています。
設置の背景・歴史
鳩山町は1955年の村合併で成立後、1974年にニュータウン開発を開始。1980年代に宅地分譲が進み、人口が1万8千人超に達しました。利便性向上のため1994年にタウンセンター建物が完成し、同時に東出張所を設置。2005年に内装リニューアルとシステム更新、2018年にバリアフリー化改修を行い、多様な住民ニーズに応え続けています。
災害対応・防災機能
東出張所は平常時の行政窓口だけでなく、災害時の支援拠点としても機能します。建物内に防災備蓄倉庫を設置し、非常用飲料水や毛布、簡易トイレ等を備蓄。AED設置や応急救護セットも完備し、近隣住民への救援活動を支援します。地域の自主防災組織と連携し、避難所誘導や物資配給訓練を年1回実施。大規模災害時にはタウンセンター全体を避難拠点とし、広域的な避難支援を担います。
今後の展望
今後はマイナンバーカード普及率向上に伴うオンライン化をさらに推進しながら、高齢者やデジタル弱者向けの対面サポートを強化。タウンセンター内に設置予定のデジタルサイネージで窓口混雑状況や最新情報をリアルタイム発信し、スマートフォンからの仮予約機能を試験運用予定です。さらにはAIチャットボットによる24時間問い合わせ対応の導入検討や、地域交流イベントの拡大を通じて、行政と住民が協働する拠点として東出張所は今後も地域コミュニティを支え続けます。